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~オフィシャルテクノロジーパートナーとして、横浜F・マリノスをはじめ、4大陸にまたがる傘下5つのサッカークラブをサポート~

シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、世界的にサッカービジネスを展開する企業、シティ・フットボール・グループ(以下、CFG)と、複数年にわたる、グローバル・パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。このパートナーシップによって、シスコは、テクノロジーを活用したイノベーションの推進と、クラブや選手、ファンをつなぎ、スポーツを通じて世界中の人々や社会に対して、意義のある価値をもたらしていきます。

この度の合意に伴い、シスコはCFG傘下の5つのクラブのオフィシャル テクノロジー パートナーを務めることになりました。

<英国> プレミアリーグ マンチェスター・シティFC、男子および女子チーム
<米国> MLS ニューヨーク・シティFC
<オーストラリア> メルボルン・シティFC、男子および女子チーム
<日本> Jリーグ 横浜F・マリノス
<中国> 2部 四川九牛FC

今回シスコにとって、フットボールクラブとのパートナーシップは初めてのことで、CFGはネットワークをはじめとするシスコのテクノロジーを活用して各クラブのオペレーションを円滑にすると同時に、グループ全体の繋がりを強化します。シスコとCFGは、2013年にマンチェスター・シティFCがホームスタジアムであるエティハド・スタジアムとその一帯にシスコのテクノロジーを導入したのを契機に、現在に至るまで同クラブのオペレーションを多方面から支えるシステムを構築しており、両者の密接な関係が正式なパートナーシップという形で実を結んだものです。

シスコは2025年までに10 億人の生活を向上させるという壮大な理念のもと、フットボールの力で、世界の都市で社会問題に取り組む若い世代のリーダーを支援する、CFGのグローバル イニシアチブ「シティズンズ・ギビング(Cityzens Giving)」に賛同し、協力していきます。さらに、シスコは新たなコミュニティ フットボール プロジェクトの創造をサポートするとともに、テクノロジーを通して夢と可能性をつなぐシスコのコミットメントによって、グローバルなシティズンズ・ギビング・プロジェクトのネットワーク全体でのイノベーションやコネクティビティを推進していきます。

シティ・フットボール・グループのパートナーシップ担当シニア バイスプレジデント、ダミアン ウィロビー(Damian Willoughby)は、次のように述べています。

「今回、4大陸にまたがるCFGのネットワークを通じたシスコとのパートナーシップを発表できることを嬉しく思います。CFGは人を基盤とする組織であり、シスコのテクノロジーを介してクラブ、選手、世界中のファンのつながりが一層強まるものと期待しています。今回のパートナーシップはイノベーションに対する共通の価値観を原動力に、業界の枠を広げて私たちが活動するあらゆる地域の向上に貢献するものであり、シスコのようなすばらしい企業をCFGファミリーに迎えることができ、非常に光栄に思います。」

シスコのグローバル スポーツ マーケティング担当ディレクター、ブライアン・イートン(Brian Eaton)は次のように述べています。

「シティ・フットボール・グループは常に高みを目指し、人々の情熱を類まれな方法で力に変えているグローバルな組織です。すでにシスコのテクノロジーを活用してファンとチームを繋げる活動を行っていますが、パートナーシップを事業機会ととらえて、フットボールビジネスを積極的に展開しようとしています。シスコはテクノロジーこそが可能性への架け橋であり、ダイナミックかつポジティブな方法で人々に恩恵をもたらす未来であると確信しています。今回のパートナーシップの根底にはこうした共通の信念があり、今後ますます有意義な関係を築いていけるものと期待しています。」

シティ・フットボール・グループについて

シティ・フットボール・グループ(CFG)は、複数の事業会社を通じて、サッカー関連の事業をグローバルに展開しています。グループには世界的に有名なサッカークラブやアカデミー、テクニカルサポート、マーケティング会社があり、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティFC、オーストラリアAリーグのメルボルン・シティFC、米国MLSのフランチャイズチーム、ニューヨーク・シティFC等のプロチームの主要株主でもあります。

CFGはこのほかにJリーグの横浜F・マリノス、ウルグアイのプリメーラ・ディビシオンに所属するクルブ・アトレティコ・トルケ、ラ・リーガのジローナFCにも出資しており、最近では中国2部リーグの四川九牛FCを買収しています。すべてのクラブは、ローカルとグローバルの両面でサッカーがもたらす、唯一かつ最高の体験をファンとコミュニティに提供することを理念としています。グループ全体を支えるグローバル・フットボールとシティ・フットボール・マーケティングは世界各地に拠点を持ち、傘下のクラブやグループの関連組織および顧客に関連する組織のサポートを行っています。グローバル・フットボールは選手の獲得や育成、トレーニング、勝利のための知的財産やノウハウを共有し、シティ・フットボール・マーケティングはメディアやマーケティング、ファン・エンゲージメントに関わる資産を創出し、クラブやパートナーのビジネスの成長をサポートします。

シティ・フットボール・グループは、アラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・マンスール・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン王子が所有する投資・開発グループであるアブダビ・ユナイテッド・グループ(ADUG)が筆頭株主です。ADUGは2015年12月にCFGの株式13パーセントを中国のチャイナ・メディア・キャピタル(CMC)が主導する企業連合に売却し、CFGのクラブや関連企業の中国および世界的な成長に向けてかつてないプラットフォームを構築しています。シティ・フットボール・グループは本部を英国マンチェスターに置き、アブダビ、ジローナ(イタリア)、ロンドン、ニューヨーク、メルボルン、モンテビデオ(ウルグアイ)、上海、四川、シンガポール、東京にオフィスを構えています。

**当資料は、2019年10月17日に発表されたニュースリリースの抄訳です。
City Football Group Announces New Global Partnership With Cisco