Avatar

~シスコ技術者認定とDevNetにより、ネットワーキングとITにソフトウェア スキルとソフトウェア プラクティスをもたらす~

<サマリー>

• 進化したシスコのプロフェッショナル認定プログラムでは、ネットワーク プロフェッショナルに加えてソフトウェア デベロッパーも同じコミュニティに迎え入れ、未来のITチームを構築

• シスコ技術者認定/トレーニング プログラムにDevNet認定が追加され、ネットワーク プロフェッショナルとソフトウェア デベロッパー双方が、新しいネットワークに合わせてアプリケーションを最適化および構築するとともに、身に着けたいテクノロジー スキルを選択可能に

• ネットワーク オートメーションは、IT部門にとって最大の課題の1つであり、DevNetオートメーション エクスチェンジは、ネットワーク オートメーションのユースケースを解明する共有コード リポジトリを提供し、「Walk-Run-Fly」方法論でチームの進展を導きます。ネットワーク オートメーションのベストプラクティスが業界エキスパートによって開発されるのに伴い、コミュニティによってコードが開発され、シスコによって厳選する

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:デイヴ・ウェスト、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、テクノロジー イノベーションとビジネスの促進というネットワーク プロフェッショナルとソフトウェア デベロッパーの役割を大幅に改革します。シスコがネットワーキングの未来を刷新するなか、DevNet(シスコのデベロッパー プログラム)ではソフトウェア デベロッパーと認定されたネットワーク プロフェッショナルを1つのコミュニティにまとめ、比類のないコラボレーションとベストプラクティス共有を実現し、新たなレベルのオートメーション能力を開拓します。さらにシスコは、プロフェッショナル認定プログラムを拡張してネットワーク プロフェッショナルとソフトウェア デベロッパーの双方を受け入れることで、業界に変革をもたらし、また新しいコミュニティベースのデベロッパー センターを追加して、ネットワーク オートメーションの採用と成功を促進します。

シスコのインテントベース ネットワーキングは、ネットワークがビジネスにおいて果たす役割に根本的なシフトをもたらし、ネットワーキングの方法を変えています。ネットワーキング プロフェッショナルの役割は、時間のかかる手動タスクから、IT部門、DevOps、アプリケーション、クラウド デベロッパーが協力する世界へと移行するなかで変化しています。この新しいネットワークの能力を完全に生かすために、組織はソフトウェア プラクティス、ネットワーキングとソフトウェアのスキル、そしてテクノロジーの課題を協力して解決する熱心なコミュニティを活用する必要があります。

「ネットワーキング テクノロジーは過去5年間で大幅に進化しており、新しいネットワークはビジネスを促進し、新しいアプリケーションに触媒作用を及ぼし、DevOpsプラクティスをネットワークにもたすことができます。シスコは新しいCisco DevNet認定により、ネットワーキング業界にソフトウェア スキルをもたらします。さらに、ネットワーク担当者とデベロッパーのコミュニティを協力させることで、ネットワーキングにソフトウェア プラクティスをもたらし、共有コード リポジトリを通じて困難なネットワーク オートメーションの問題を解決します。これにより業界は、新しいネットワークの能力を存分に活用し、ビジネスを促進できるようになります」と、シスコ、シニアバイスプレジデント/CTO兼DevNetファウンダー、スージー・ウィー(Susie Wee)は述べています。

ソフトウェア プラクティスをネットワーキングにもたらす:コミュニティの力でネットワーク オートメーションを促進

ネットワークは現代のデジタル ビジネスのバックボーンですが、ネットワーク オートメーションは依然として、IT部門にとって最大の課題の1つとなっています。シスコのインテントベース ネットワーキング ポートフォリオは、Cisco DevNetオートメーション エクスチェンジと呼ばれる新しいコミュニティベースのデベロッパー センターを通じて、安全なネットワーク オートメーションを大規模に実現します。DevNetオートメーション エクスチェンジの特徴は、ネットワーク オートメーションのユースケースの共有コード リポジトリにあります。デベロッパー、ネットワーキング プロフェッショナル、パートナー、およびお客様で構成されるシスコのコミュニティは、積極的にソフトウェアを提供して、業界トップのネットワーク オートメーション コードのリポジトリを構築できます。

DevNetオートメーション エクスチェンジは、「Walk-Run-Fly(歩く-走る-飛ぶ)」方法論を通じて、チームによるネットワーク オートメーションとインテントベース ネットワーキングの導入過程を導きます。

• Walk(歩く):ネットワークの可視性とインサイトを獲得します。稼働中のネットワークからテレメトリ データやインサイトを収集したり、監査を行ってネットワークの継続的なセキュリティを確保したりするなどのユースケースが実現します。

• Run(走る):さまざまなネットワーク ドメインにわたって、ポリシーとインテントを有効にします。セキュリティ ポリシーと運用ガイドラインに沿って、セルフサービス ネットワーク オペレーションを実行するなどのユースケースが実現します。

• Fly(飛ぶ):DevOpsワークフローによって積極的にアプリケーション、ユーザ、デバイスを管理します。新しいアプリケーション ポリシーに沿ってネットワークを構成しつつ、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)パイプラインにアプリケーションを展開するなどのユースケースが実現します。

DevNetオートメーション エクスチェンジは、ネットワーク エキスパートとソフトウェア デベロッパーで構成されるシスコのコミュニティの詳細な専門知識に基づいており、両者が協力してそれぞれの業界のオートメーション ベストプラクティスを構築できます。

ソフトウェアスキルをネットワーキングにもたらし、将来のITチームを構築するための新しいシスコの認定制度

プログラマブルなネットワーク インフラを活用することで、ビジネス課題を解決するアプリケーションのイノベーションの可能性が拡大しています。しかし、こうしたチャンスを活かすためには、パートナーやお客様は適切なソフトウェア業務やネットワーキングのバックグランドを持ったチームを構築して、自社ネットワークを最適化し、イノベーションを推進していく必要があります。

「ネットワーキング技術はかつてないペースで変化しており、インフラ担当のエンジニアやソフトウェア開発者は一体となって、将来に向けたITチームを構築する必要が生じています。シスコの技術者認定は25年以上にわたり、世界中で170万人以上のネットワークの専門家のキャリアをスタートさせ、技術力を証明し、市場競争力の高い適切なスキルを身に付けてキャリアパスを構築できるよう、貢献してきました。シスコの認定制度は企業のITチームがネットワークやアプリケーション性能を最大化し、今日のようなダイナミックなデジタル社会においてビジネスの優位性を得られるよう設計されています」と、シスコ、トレーニング/認定事業担当バイスプレジデント、マイク・アダムス(Mike Adams)は述べています。

シスコは技術者認定認定とトレーニング プログラムを進化させ、ネットワーク エンジニアに加えてソフトウェア開発者の教育にも焦点を当てた、新時代のネットワークを最適化するためのプログラムにします。新しいトレーニングと認定制度によって、プロフェッショナルはリーダーシップ、機動力、価値を基本理念として業界の新たな構図の中で成功を収めるために必要な知識をすばやく身に付けることができます。シスコの新たな認定制度に含まれる内容は次のとおりです。

• ソフトウェア担当者を評価する新たなDevNet認定
​アソシエイト、DevNetスペシャリスト、DevNetプロフェッショナルのDevNetの認定は、ソフトウェア開発者やネットワーク エンジニアが、オペレーショナル ネットワークやインフラストラクチャ向けのアプリケーション開発、ワークフローの自動化を行うために、ソフトウェアの熟練度を高めることを意図しています。

• エンジニアリング プロフェッショナルのスキルを問うシスコ技術者認定の合理化、Cisco Certified Network Associate (CCNA®)、Ciscoスペシャリスト認定、 Cisco Certified Network Professional (CCNP®)、Cisco Certified Internetwork Expert(CCIE®)の各資格が、エンタープライズ、データセンター、サービスプロバイダー、セキュリティ、コラボレーションの分野で設けられます。

• シスコネットワーキングアカデミーの内容を拡大し、エントリーレベルのネットワークプロフェッショナルやソフトウェア開発者向け講座を開設
CCNA®やDevNetアソシエイト等の認定資格取得を目指す人のための講座を設け、IT業界で需要の高い職種に必要なスキルを備えた人材を育成します。

シスコの新しい認定は、企業がソフトウェアやインフラストラクチャの専門知識を備えたチームを構築し、新たなネットワークの利点を最大限に活用してビジネスを加速するために役立ちます。DevNet Automation Exchangeは、ネットワーク自動化ソリューションの開発にコミュニティベースでソフトウェア主導型のアプローチをもたらすと同時に、ネットワーキング担当者とソフトウェア開発者によるシスコのコミュニティの強みを最大限に活用できるようにします。シスコ ネットワーキング アカデミーでは、学生に新たなネットワークを活かすためのソフトウェアやネットワーキングのスキルを身に付けさせて、シスコのパートナーやお客様が必要とする人材を育成します。

提供開始時期

• DevNet Automation Exchangeは、現在提供中です。

• 新コースは2019年6月、認定試験は2020年2月より開始します。DevNetの新たな認定のための学習教材は、DevNetの開発者向けサイトで現在提供を開始しています。

• 新たな認定試験は2020年2月より開始します。

• シスコ ネットワーキング アカデミーでは2019年11月より、新CCNA®コース、評価およびツールの英語での提供を開始します。他の言語での提供は2020年前半に開始する予定です。

関連リソース

• スージー・ウィー(Susie Wee)のエグゼクティブブログ「Bringing software practices and software skills to networking with Cisco certifications and DevNet(シスコの認定とDevNetでネットワーキングにソフトウェアの実務とスキルをもたらす)」 [英語]

• マイク・アダムス(Mike Adams)のエグゼクティブブログ「Experience Learning at the Next Level(次のレベルの学習体験)」 [英語]

• DevNet Automation Exchangeについて [英語]

• Learning at Cisco featured page(学習を通じてキャリアを次のステージへ)

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)

**当資料は、2019年6月10日に発表されたニュースリリースの抄訳です。
Cisco Unleashes the Capabilities of the New Network

Originally Posted at: https://apjc.thecisconetwork.com/site/content/lang/ja/id/10642