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業界初、Carbon Emissions Insights によってカーボン フットプリントを追跡、削減

ニュースサマリー:

  • 組織のサステナビリティ目標達成を支援する Webex Control Hub の新機能 Carbon Emissions Insights を発表
  • 業界初となる、スコープ 2 に基づく温室効果ガス排出量レポート、シスコ コラボレーション製品のエネルギー消費と使用状況の最適化を支援する新機能

シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:シスコ)は、Webex Control Hub の新機能 Carbon Emissions Insights を発表しました。これは組織がサステナビリティ目標を達成するのに役立つ実用的なインサイトを提供するものです。コラボレーション業界で初となるこのツールは、スコープ 2 に基づく排出量レポート、シスコ コラボレーション製品のエネルギー消費と使用状況の最適化を支援します。この新機能は、2040 年までに温室効果ガスの排出をゼロにする目標や、サステナビリティを重視した製品の継続的な革新を推進するといった、シスコの幅広いサステナビリティへの取り組みのひとつです。

ガートナー社の調査 によると、昨年初めてサステナビリティが 各社CEOによる ビジネスの戦略的優先課題のトップ 10 にランクインしました。2022 年および 2023 年に新製品や製品リニューアルに投資する意向を示した CEO の 80% が、機能・性能、一般的な品質に次いで、サステナビリティを3番目に大きな推進要因に挙げています。またサステナビリティは競争上の差別化要因としても認識されており、ブランドへの信頼と同水準になっています。

シスコのセキュリティ、コラボレーション事業担当エグゼクティブ バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャー、ジーツ パテル(Jeetu Patel)は次のように述べています。

「シスコでは、より持続可能でポジティブなインパクトを世界中で生み出すことに注力しています。当社が循環型デザインの考えに基づき製品やソリューションを設計する重要な理由の一つは、お客様が環境、社会、ガバナンスの目標を達成できるよう支援するためであり、このような機能を提供するのはシスコだけです。」

Webex Control Hub の Carbon Emissions Insights の主な機能

  • シスコ コラボレーション製品によるエネルギー使用や関連する CO2e(二酸化炭素換算値)を推算。値は米国環境保護庁(EPA)など主要な政府機関の定める算定式に基づき算出されます。
  • 排出量の時間経過に伴う変化やサステナビリティ目標に向けた進捗の確認。
  • IT 管理者が Webex の Office Hours などの機能を活用してエネルギー使用の削減が可能。

Carbon Emissions Insights は Webex Control Hub において利用でき、IT 管理者はデフォルトで有効化されます。生成される推定値データは API を通してエクスポートし、お客様のサステナビリティ報告ツールに統合することが可能です。Carbon Emissions Insights は2023年夏に提供開始予定です。

※Webex Control Hub で提供される Carbon Emissions Insights は現在開発段階で、変更の可能性があります。この図はイメージで、シスコとして内容を約束、保証するものではありません。シスコによる書面の明確な同意なく、いかなる目的にもこれらを共有・使用することはできません。

シスコは 2025 年までにシスコの製品およびパッケージの 100% に循環型デザイン方針を導入することを目指しており、コラボレーション製品はその大半が該当します。循環型デザインに対するシスコの取り組みの一例として、昨年発売された Cisco Room Bar には 100% リサイクル可能な包装材を使用しており、年間、最大 165,000 ポンドの包装材を削減することができます。さらに、2025 年から Cisco IP Phone 8800 シリーズに、100% PCR(ポスト コンシューマー リサイクル)樹脂で製造されたモデルを投入し、バージン プラスチックの使用量を年間 300 万ポンド以上削減する予定です。

シスコはお客様、パートナー企業、社員に対し、シスコの Takeback and Reuse Program への参加を推奨しています。このプログラムは使用済みハードウェアの 99.9% を再利用またはリサイクルするものです。

詳しくは、シスコの最新の パーパスレポートをご覧ください。

■関連リソース

Webex Control Hubの新機能”Cabon Emissions Insights”について【英語】

2022年版 シスコ パーパスレポート

シスコESGレポートハブ

Cisco Circular Economyについて【英語】

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)

**当資料は、2023年2月7日に発表されたニュースリリースの抄訳です。
URL: https://newsroom.cisco.com/c/r/newsroom/en/us/a/y2023/m02/new-cisco-innovation-helps-organizations-meet-sustainability-targets.html