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~Cisco Meraki MR20を導入し、広告視認者計測にWi-Fiプローブデータを活用~

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区 代表執行役員社長 中川 いち朗 以下、シスコ)と株式会社 LIVE BOARD(住所:東京都渋谷区 代表取締役社長 櫻井 順 以下、LIVE BOARD)は、シスコのクラウド管理型ITソリューション「Cisco Meraki MR20」によって取得するWi-FiプローブデータとApplication Programming Interface(以下、API1)を活用し、屋内のデジタルサイネージビジョン(以下、DOOH2)の広告視認者の計測モデルを共同で開発しました。

これまで屋内DOOHのインプレッション計測においては、カメラを設置することが基本となっていました。屋内用アクセスポイント「Cisco Meraki MR20」を導入してAPIを活用することで、歩行者が所持するスマートフォン等の端末が発するWi-Fiのプローブデータとカメラを基に取得した広告視認者のデータによって、これまで同様のインプレッション計測ができるようになりました。これにより、カメラを屋内DOOHに設置することなく、より安価でシームレスな計測が可能になります。

Cisco Merakiによるインプレッション計測データ事例

今後も、シスコとLIVE BOARDは、屋内DOOHのインプレッション計測の拡充に貢献するとともに、DOOHとして活用可能な「シスコスマートサイネージ」とも連携を図りながら、OOH市場の活性化に寄与していきます。

※1 アプリケーションの開発を容易にするためのソフトウェア資源
※2 Digital Out of Homeの略。交通広告、屋外広告、商業施設などに設置されたデジタルサイネージを活用した広告媒体

関連リソース

株式会社 LIVE BOARDについて
OOH領域において国内で初めてインプレッション(広告視認者数)に基づく配信を実現。コロナ禍のような人流変化が起こりやすい状況下でも、”そのとき、その場所で、その広告を”見ると仮定される人数をもとに、限りなく実態に即した広告配信および課金体系を展開。加えて、屋外・屋内、電車内、駅構内など日本全国の多様なデジタルOOHを束ねた独自ネットワークに国内最大級キャリアのビッグデータを掛け合わせることで、性・年代別によるターゲティングなど、従来のOOHでは難しかった”ヒト”基点による配信を可能にしました。

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)