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<サマリー>

  • シスコはKDDIとの先進テクノロジー パートナーシップを強化し、KDDIの5Gコアネットワーク構築を支援します

シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、日本の主要通信事業者であるKDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下KDDI)と協業し、KDDIの5Gネットワークへの革新を支援することを発表しました。

KDDIは、より優れた高速サービスの提供に向けて、ネットワークの中心的な機能を担うCisco Virtualized Packet Coreをはじめとしたシスコの5G Nowポートフォリオ、およびControl and User Plane Separation(CUPS)アーキテクチャを活用します。

シスコの5Gネットワーク テクノロジーを導入することにより、KDDIはエンタープライズ企業とともに5Gを用いたイノベーションを加速し、より柔軟かつ競争力のある価格設定を実現します。KDDIは、5Gサービスをスマート工場、自動運転、遠隔操作、遠隔医療、自由視点でのスタジアム観戦などに展開することを目指します。また、KDDIは5Gサービスを元にベンチャー企業と連携し、少子高齢化に伴う労働人口減少に直面する地域経済の活性化にも注力します。

シスコのサービスプロバイダー ビジネス担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるジョナサン・デビッドソン(Jonathan Davidson)は、次のように述べています。「持続可能社会の発展に寄与するビジョンを持ったKDDIは、5G時代に向けて、的確に仮想化クラウド基盤を実現するための素晴らしい選択をしています。このイノベーティブな技術を採用することにより、KDDIは、ビジネス、産業、消費者といったそれぞれの顧客層へより高速で信頼性に優れたサービスを提供し、5Gによる先進的、かつ卓越したカスタマーエクスペリエンスを提供するための最適なコアネットワークインフラを構築することが可能となります」

シスコは、5Gサービス事業を開始、あるいはデモや実証試験を実施している全世界の300社ほどのサービスプロバイダーのうち、100社を超えるサービスプロバイダーと協業しています。シスコは、モバイル インフラと信頼性の高いソフトウェア定義によるクラウド ツー クライアント型アーキテクチャ分野において市場をリードしており、本テクノロジーを採用したサービスプロバイダーは確信をもって先進的な5Gネットワーク構築とサービスの提供を実現しています。シスコは、サービス プロバイダーおよびエンタープライズ双方におけるネットワーキング ソリューションのNo.1ベンダーであり、双方のビジネス領域における架け橋として世界をリードしています。

関連リソース

**当資料は、2019年10月21日に米国カリフォルニア州ロサンゼルス、Mobile World Congress Americasで発表されたニュースリリースの抄訳です。
Cisco Powering KDDI’s Network Refresh for 5G