ニュースサマリー:
- 売上高、最終収益ともに 2 桁成長を達成し、当社業績見通しの上限を超過
- 売上高は過去最高となる 158 億ドルで前年同期比 12% 増、GAAP ベースの 1 株当たり利益は前年同期比 37% 増の 85 セント、Non-GAAP ベースの 1 株当たり利益は前年同期比 10% 増の 1 ドル 6 セント
- GAAP ベースの粗利益率は6% で Non-GAAP ベースの粗利益率は 66.0%、GAAP ベースの営業利益率は 25.0% で Non-GAAP ベースの営業利益率は 34.2% となり、堅調な業績執行と業務効率化を実証
- シスコのテクノロジーに対する幅広い需要が記録的な水準に到達
- 総製品注文高は前年同期比 35% 増、ハイパースケーラーを除くと 19% 増
- ネットワーキング製品の注文高は前年同期比 50% 以上増加し、成長ペースが加速
- ハイパースケーラーの期待の高まりを受け、大きく勢いづく AI インフラストラクチャ
- 年初来の注文高は 53 億ドルに、2026 年度の見込み受注高は 50 億ドルから 90 億ドルに上方修正
- AIインフラ関連の2026 年度の見込み売上高は、30 億ドルから 40 億ドルに上方修正
- 複数年にわたる数十億ドル規模のキャンパスネットワーキングの大規模更新サイクルが進行中
- キャンパスネットワーキングの注文高は前年比 25% 超の伸びを達成し、次世代製品群はこれまでの製品ローンチを上回るペースで普及
- データセンタースイッチングの注文高は前年比 40% 超の伸びを達成
- 2026 年会計年度第 3 四半期業績:
- 売上高:158 億ドル
- 前年同期比 12% 増
- 1 株当たり利益:85 セント(GAAP ベース)、1 ドル 6 セント(Non-GAAP ベース)
- GAAP ベースの 1 株当たり利益は前年同期比 37% 増
- Non-GAAP ベースの 1 株当たり利益は前年同期比 10% 増
- 2026 年会計年度第 4 四半期業績見通し (1):
- 売上高:167 億ドル~169 億ドル
- 1 株当たり利益:80 セント~85 セント(GAAP ベース)、1 ドル 16 セント~1 ドル 18 セント(Non-GAAP ベース)
- 2026 年会計年度業績見通し (1):
- 売上高:628 億ドル~630 億ドル
- 1 株当たり利益:3 ドル 16 セント~3 ドル 21 セント(GAAP ベース)、4 ドル 27 セント~4 ドル 29 セント(Non-GAAP ベース)
- 売上高:158 億ドル
(1) EPS(1株当たり利益)のガイダンスには、現在の貿易政策に基づく関税の影響が見込まれています。
シスコは、2026 年 4 月 25 日を期末とする 2026 年会計年度第 3 四半期の業績を発表しました。同四半期の売上高は 158 億ドル、一般会計基準(GAAP)ベースの純利益は 34 億ドル(1 株当たり 85 セント)、Non-GAAP ベースでは 42 億ドル(1 株当たり 1 ドル 6 セント)でした。
シスコの会長兼 CEO であるチャック・ロビンス(Chuck Robbins)は次のように述べています。「2026 年度第 3 四半期、シスコは記録的な四半期売上高を達成しました。シスコ製品に対する力強く幅広い需要が見られ、AI の接続とセキュリティにおけるテクノロジーの有効性が裏付けられる結果となりました。シスコは、技術的リーダーシップとお客様からの信頼を基盤としつつ、変化の激しい現代社会が求めるスピードと規模でイノベーションを推進することで、AI 時代の重要なインフラストラクチャとしての確固たる地位を築いています」
シスコの CFO であるマーク・パターソン(Mark Patterson)は次のように述べています。「第 3 四半期も、売上高と最終収益ともに 2 桁成長を達成し、業績見通しの上限を上回りました。また、Non-GAAP ベースの営業利益も記録的な伸びとなりました。今回の記録的な業績は、シスコチームの優れた実行力と財務規律を示すものであり、今後見込まれる大きな機会を追求しながら、着実に株主価値を創出しています」
|
GAAP ベース(2026 年会計年度第 3 四半期) |
|||
|
2026年会計年度第3四半期 |
2025年会計年度第3四半期 |
対前年同期比 |
|
| 売上高 | 158 億ドル | 141 億ドル | 12% 増 |
| 純利益 | 34 億ドル | 25 億ドル | 35% 増 |
| 希薄化後1株当たり利益(EPS) | 0.85 ドル | 0.62 ドル | 37% 増 |
|
non-GAAP ベース(2026 年会計年度第 3 四半期) |
|||
|
2026年会計年度第3四半期 |
2025年会計年度第3四半期 |
対前年同期比 |
|
| 純利益 | 42 億ドル | 38 億ドル | 10% 増 |
| EPS | 1.06 ドル | 0.96 ドル | 10% 増 |
シスコ、四半期配当金を決定
シスコは今四半期の配当金額を 1 株当たり 42 セントと決定し、2026 年 7 月 6 日の業務終了時点で株主名簿に記載のあるすべての株主に対して、2026 年 7 月 22 日に支払うと発表しました。さらなる配当金の分配については、取締役会の承認に基づき決定されます。
2026 年会計年度第 3 四半期決算概要
特に記載のない限り、相対比率(%)はすべて前年比です。
2026 年会計年度第 3 四半期の特記事項
売上高:2026 年会計年度第 3 四半期の総売上高は、12% 増の 158 億ドルでした(製品売上高 17% 増、サービス売上高 1% 減)。
売上高を地域別に見ると、Americas(米国、カナダ、南アメリカ)が 14% 増、EMEA(欧州、中東、アフリカ)が 9% 増、APJC(アジアパシフィック、日本、中国)が 9% 増となっています。製品売上高には、ネットワーキング(25% 増)およびオブザーバビリティ(3% 増)など、各分野の成長が反映されています。コラボレーションは 1% 減、セキュリティは横ばいとなりました。
粗利益率:GAAP ベースの総粗利益率、製品粗利益率、サービス粗利益率は、それぞれ 63.6%、61.9%、69.2% となっています。これに対して、2025 年会計年度第 3 四半期の GAAP ベースの粗利益率は、それぞれ 65.6%、64.4%、68.7% でした。
Non-GAAP ベースの総粗利益率、製品粗利益率、サービス粗利益率はそれぞれ 66.0%、64.3%、71.6% で、これに対し 2025 年会計年度第 3 四半期は 68.6%、67.6%、71.3% でした。
地域別の総粗利益率は、Americas が 63.7%、EMEA が 71.3%、APJC が 66.1% となっています。
営業経費:GAAP ベースの営業経費は前年同期比 1% 増の 61 億ドルで、売上高の 38.6% を占めました。Non-GAAP ベースの営業経費は 5% 増の 50 億ドルで、売上高の 31.9% を占めました。
営業利益:GAAP ベースの営業利益は 24% 増の 40 億ドル、営業利益率は 25.0% でした。Non-GAAP ベースの営業利益は 11% 増の 54 億ドル、営業利益率は 34.2% でした。
所得税引当金:GAAP ベースの税引当率は 16.5%、Non-GAAP ベースの税引当率は 19.0% となりました。
純利益と 1 株当たり利益:GAAP ベースの純利益は 35% 増の 34 億ドル、1 株当たりの利益は 37% 増の 85 セントでした。Non-GAAP ベースの純利益は 10% 増の 42 億ドル、1 株当たりの利益は 10% 増の 1 ドル 6 セントでした。
営業活動によるキャッシュフロー:2026 年会計年度第 3 四半期の営業活動によるキャッシュフローは 7% 減の 38 億ドルで、これに対し、2025 年会計年度第 3 四半期は 41 億ドルでした。
財務上の特記事項
現金及び現金等価資産ならびに投資総額:現金及び現金等価資産ならびに投資総額は、2026 年会計年度第 3 四半期末時点で 166 億ドルでした。これに対し、2025 年会計年度末時点では 161 億ドルでした。
残存履行義務(RPO):RPO の総額は 4% 増の 435 億ドルでした。製品 RPO は 6% 増、そのうち長期 RPO は 6% 増の 117 億ドルでした。サービス RPO は 2% 増となっています。
繰延収益:繰延収益は、合計 2% 増の 286 億ドルでした。製品繰延収益、サービス繰延収益ともに、2% の伸びとなっています。
資本配分:2026 年会計年度第 3 四半期、シスコは自社株買戻しと配当金を通して 29 億ドルを株主の皆様に還元しました。1 株当たり 42 セントの配当金(総額 17 億ドル)を決議し、支払いました。また、株式買戻し計画に基づき、普通株約 1,600 万株を 1 株当たり平均 80 ドル 28 セントで買い戻しました(買戻し総額 13 億ドル)。同計画での株式買戻し承認額の残高は約 96 億ドルとなりました。これらの株式の買い戻しには特に期限は設けられていません。
業績見通し
シスコは、2026 年会計年度第 4 四半期の業績について以下のような見通しを立てています。
2026 年会計年度第 4 四半期
売上高:167 億ドル~169 億ドル
Non-GAAP ベースの粗利益率:65.5%~66.5%
Non-GAAP ベースの営業利益率:34%~35%
Non-GAAP ベースの1株当たり利益:1 ドル 16 セント~1 ドル 18 セント
2026 年会計年度第 4 四半期の GAAP ベースの 1 株当たり利益は、80セント~85 セントになる見込みです。
シスコは、2026 年会計年度の業績について以下のような見通しをたてています。
2026 年会計年度
売上高:628 億ドル~630 億ドル
Non-GAAP ベースの 1 株当たり利益:4 ドル 27 セント~4 ドル 29 セント
2026 年会計年度の GAAP ベースの 1 株当たり利益は、3 ドル 16 セント〜 3 ドル 21 セントになる見込みです。
2026 年会計年度第 4 四半期の業績見通しにおいては、業績に関する実効税率を約 16%(GAAP ベース)および約 19%(Non-GAAP ベース)と想定しています。2026 年会計年度通期の業績見通しにおいては、業績に関する実効税率を約 15%(GAAP ベース)および約 19%(Non-GAAP ベース)と想定しています。
**当資料は、2026年5月13日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
***財務諸表の参照は以下のWebサイトをご参照下さい。
URL:https://newsroom.cisco.com/c/r/newsroom/en/us/a/y2026/m05/cisco-reports-third-quarter-earnings.html