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~急増する観光客ニーズに対応し、安全・安心な公衆無線LANを提供~

 

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区赤坂、代表執行役員社長:濱田義之、以下 シスコ)は東日本電信電話株式会社 北海道事業部(執行役員 北海道事業部長:島津 泰、以下 NTT東日本)北海道エアポート株式会社(本社:北海道千歳市、代表取締役社長:蒲生 猛、以下 北海道エアポート)との協業を通じて、観光客ニーズに応えるべく、北海道の新千歳空港国内線旅客ターミナルビルにおいてOpenRoaming(オープンローミング)*の実証実験を開始したことをお知らせいたします。

今回の実証実験において、シスコとNTT東日本は新千歳空港にネットワークのプラットフォームであるCisco MerakiのアクセスポイントおよびOpenRoamingを提供するCisco Spacesを無償で提供し、実験に全面的に協力いたします。Cisco Spacesを活用することで、訪問人数や滞在時間などのデータを簡単に収集でき、そのデータをもとに正確な検証を行うことができます。

【背景】
現在、北海道では特にスキーシーズンにおいて豪州からの観光客が急増しており、ニセコのスキー場の観光客の98%は海外からの観光客が占めています。その豪州や米国・EUなどの一部の国々ではOpenRoaming が一般的に普及しておりますが、日本を含むアジア地域ではその普及率はまだ十分ではありません。そこで、北海道エアポートは日頃からOpenRoamingを活用している豪州からの観光客ニーズに応えるため、シスコとNTT東日本をパートナーとして選定し、安全・安心なOpenRoamingの導入を検討いたしました。

【実験の内容・スケジュール】
豪州からの観光客が羽田(成田)経由で新千歳空港に到着するという動線を考慮し、初めに新千歳空港国内線旅客ターミナルビルで実証実験を実施いたします。実験は2月初旬に着工し、中旬より約2カ月間にわたって実施されます。

*OpenRoaming(オープンローミング)とは、国際的なWi-Fi相互接続基盤のことで、ユーザーは、パスワードを一度設定するだけで、世界中のOpenRoaming対応のWi-Fiスポットに、高い安全性を確保しながら、自動接続することができます。