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~ハードウェア製品の再利用、リサイクルを促進し、循環型経済に貢献~

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区赤坂、代表執行役員社長:中川 いち朗、以下シスコ)は、日本国内において、シスコ製ハードウェア製品の循環利用を促進する「Cisco Green Pay」プログラムを本日より開始します。「Cisco Green Pay」は、シスコの循環型経済(サーキュラーエコノミー)に賛同、同意いただいたお客様に、シスコ製ハードウェア製品の導入にあたって、使用期間に応じてインセンティブを付与する特別ファイナンスプログラムで、利用契約終了後にはシスコが無償で当該製品を回収し、シスコの循環型経済プログラムに基づいて処理されることを示す証明書を発行します。

2021年にシスコは、2040 年までにスコープ 1、2、3のすべてで温室効果ガス排出を実質ゼロにするネットゼロを達成する公約を公表しました。中間目標として、グローバルでスコープ 1およびスコープ 2 のネットゼロを 2025 年までに達成することを目指しています。サステナビリティと循環型経済の原則を事業全体に組み込むことを重点のひとつに定め、製品の設計、管理、梱包、修理、再利用、リサイクルなど、お客様やパートナー企業の参画も得て、製品ライフサイクル全体を通して変革を推進しています。

2018 年 1 月の世界経済フォーラムで、シスコ会長兼CEOのチャック・ロビンス(Chuck Robbins)はCapital Equipment Pledge に署名しました。このなかで、シスコは希望するお客様から製品の返却を無償で 100% 受け入れることを約束しています。Cisco Green Pay は所有型ではなく循環型の IT を推進する購買モデルを導入し、返却や再利用される製品数を増やすことで、この目標達成を推進します。シスコでは、回収製品の99.9%以上のリユース、リサイクルを達成し、廃棄率(リデュース)は0.1%未満に抑えています。

環境・社会・ガバナンス(ESG)に対する責任は、お客様にとっても最優先課題です。お客様は、シスコが提供するこの新たなプログラムを活用することで、信頼性の高い IT ソリューションを利用し、最新のイノベーションの恩恵を享受することができるだけでなく、資源の無駄をなくし、サステナブルな成長を目指す企業の新しいアジェンダである循環型経済に貢献することができます。

Cisco Green Payプログラムの概要は、以下のとおりです。

  • ネットワークインフラストラクチャ、データセンター、ハイブリッドワーク、スマートビル、サービスプロバイダーインフラストラクチャなど、ほとんどすべてのサステナブルなシスコ製品が対象です。
  • シスコのソフトウェアやその他サービスと組み合わせて利用することも可能です。
  • 3年(36か月)から5年(60か月)の支払い期間を設定し、ハードウェア部分には最大5%のインセンティブを付与します。
  • 利用契約終了時にはハードウェア製品の返却、または1 年延長を選択できます。
  • 製品の返却に要するすべての集荷、運搬費用はシスコが負担します。
  • 製品の返却後は、シスコの循環型経済プログラムに基づいて処理されることを示す証明書が発行されます。
  • なお、案件によって適用条件が異なる場合があります。

シスコでは、今回発表のCisco Green Payプログラムのほか、シスコの循環型経済に協力するパートナー企業向けに「Environmental Sustainabilityスペシャライゼーション」を推進し、お客様利用後の製品を無料でシスコが回収する支援プログラムとして、既に日本で展開しています。

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