Avatar

Japanese | English

~柔軟かつ高度なトラフィック制御により、多様なニーズに応じた新しい5Gサービス提供を可能に~

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区 代表執行役員社長 中川 いち朗、 以下シスコ)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO宮川 潤一、以下ソフトバンク)の5G商用モバイルネットワークに、世界初(*1)となるセグメントルーティングIPv6 (SRv6)の拡張機能Flex-Algoを用いたネットワークスライシングの導入を支援したことを発表しました。

シスコとソフトバンクは、5Gの本格展開を見据え、信頼性、柔軟性、俊敏性を向上させ、2017年から、拡張性の極めて高い最新のネットワークアーキテクチャであるSRv6技術の導入において協業をおこなっています。このたび人口カバー率90%以上(*2)を誇るソフトバンクの5G商用モバイルネットワークにおいて、SRv6の全国展開を完了しました。

シスコとソフトバンクは、すべての人にインクルーシブな未来を実現すべく、5Gの次世代ネットワークの構築において、トラフィックの増加やサービスの多様性による運用負荷の軽減やネットワークの高度化に向けて今後も共に取り組んでまいります。

ソフトバンク、常務執行役員 兼 CIO、牧園 啓市氏
「ソフトバンクでは、今後さらに増加するトラフィックに対応し、ストレスフリーなネットワークの実現に向けて5Gのさらなる高度化とエリア拡大を推進し、世界最高レベルの5Gのネットワークの構築を目指しています。今回、シスコの支援により、SRv6 Flex-Algo技術活用によるネットワークスライシングの導入ができたことを大変嬉しく思います。今後、社会基盤としてますます高度化が進むネットワークの実現に向けて、シスコからの技術支援に大いに期待しています」

シスコ、APJサービスプロバイダー、プレジデント、サンジェイ・カウル(Sanjay Kaul)
「世界初のSRv6の商用化に続き、ソフトバンクとシスコはセグメントルーティング技術活用において長きにわたり協業をおこなっており、業界の新たな水準となる今回の発表を大変嬉しく思います。SRv6 Flex-Algoの特長であるプログラミングの柔軟性とシンプルさによって、ネットワークの安定性とコスト効率の改善を実現します。ソフトバンクとシスコは、今後も共に5Gとその先に向けた未来のインターネットを見据えた新たな技術活用を推進し、社会基盤の拡充を図ってまいります」

*1 シスコ機器におけるSRv6 Flex-Algo商用導入(シスコ調べ)
*2 人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算定しています。

 

関連リソース

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。