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シスコ、パンデミックからの包摂的な回復を支援するカントリー デジタライゼーション への取り組みを日本で加速

概要:

  • シスコは、パンデミックからの包摂的な回復を支援する広範なデジタル化プロジェクトで政府と連携します。
  • この協力は、行政、教育、医療、ビジネスを含むあらゆる業種でデジタル化を加速するSociety 5.0のビジョンに沿っています。
  • すべての取り組みは、デジタル化によって、包摂的な社会、より回復力のある経済、そして未来の働き方を構築することを目指しています。

シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:中川 いち朗、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、シスコのカントリー デジタライゼーション アクセラレーション (Country Digital Acceleration:CDA) プログラムを通じて、日本での本格的なデジタル化を促進し、Society 5.0のビジョン実現と世界的な新型コロナウィルスのパンデミックからの包摂的な回復を支援する協業の枠組みを加速することを発表しました。

このCDAプログラムは、日本政府のデジタル改革へのアジェンダと、Society 5.0への取り組みと戦略的に連携し、日本の経済成長、生活の質の向上を促進し、誰もがデジタル改革の恩恵を最大限に享受できる社会づくりに貢献することを目指しています。

日本CDAプログラムでは、産学官との連携のもとで、以下の分野に注力し、様々な取り組みを加速していきます。

  • 安心・安全な公共インフラ: シスコは、政府および重要な社会インフラ向けのセキュアなネットワーク プラットフォームの開発を支援します。また、国内の次世代サイバーセキュリティ専門人材の育成プログラムを提供しています。サイバーセキュリティはあらゆるデジタル化への取り組みの基盤である一方、サイバーセキュリティ人材は著しく不足しており、人材育成が欠かせません。
  • 教育のデジタル化: シスコは、教育のデジタル化を推進し、オンラインリソースへのアクセスの公平性という観点からデジタル格差を埋めることを支援します。この取り組みは、生徒が一人一台のIT端末を揃え、高速インターネットにアクセスできるようにするとともに、子どもたちの希望や発達段階に応じたオンライン教育を目指すGIGAスクール構想と密接に連携していきます。
  • テレワークの推進と高度化 :シスコは、主としてパンデミックが契機となり現在進展しつつある中小企業を含めた企業の働き方改革の取り組みを支援します。より広範に分散した従業員を有する企業では、適切なコラボレーションツールと基盤となるサイバーセキュリティ インフラストラクチャの必要性がかつてないほど重要になっています。
  • 新型コロナウィルス対策と遠隔医療: 感染拡大が続く新型コロナウィルスに対応して、シスコは、民間、公共および非営利部門の組織が事業継続のためにリモート業務への移行を促進することを、特にデジタル医療に重点を置いて、支援します。
  • サプライチェーン: シスコは、人工知能、IoT、データアナリティクス、エッジコンピューティングなどの分野で、日本企業と共同でイノベーションを起こし、企業が生産性を向上し、イノベーションを加速し、より良い顧客体験を提供することで全体的な競争力を強化できるよう支援します。
  • 規制改革とデジタル社会:シスコは、規制当局とともに、環境、安全およびセキュリティに考慮しながら、デジタル社会を推進するための革新的なアプローチに貢献していきます。また、ライブエンターテインメントやイベントの分野でも、新たな顧客体験を提供できるよう支援することを目指しています。
  • 5 Gインフラストラクチャ:シスコは、さまざまな関係者と協力して、5 Gネットワークを全国に展開するために必要な基盤となるコア インフラストラクチャを構築します。5 Gネットワークによって提供される接続性、速度、低遅延は、イノベーションをさらに加速し、よりよいビジネス成果と消費者体験を創出します。

シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長の中川 いち朗は「日本政府は、デジタル政策とそのアジェンダの加速、またSociety 5.0ビジョンを通じて、将来の成長への基盤を築いています。それをさらに推進するためには、さらなる構造改革、インフラ整備、最新技術の普及と活用、次世代IT人材育成が求められており、シスコジャパンはその実現に貢献してまいります」と述べています。

シスコ バイス プレジデント 兼 グローバル イノベーション オフィサーであるガイ・ディードリック (Guy K. Diedrich) は、「不平等という課題に立ち向かい、経済的繁栄への新たな道筋を創造し、新たなアイデアを育みイノベーションを起こすために、ビジネスリーダーとして役割を果たしていくことが私たちの責務です。日本のデジタル時代をさらに推進していく主要な取り組みを実現するために、日本政府と協力できる機会を嬉しく思います」と語っています。

日本におけるシスコのCDAへの取り組みに関して、デジタル改革担当大臣 平井卓也様より次のようなコメントをいただいています。「シスコが、世界各国においてデジタル化の支援プログラムを展開していることに心から敬意を表します。シスコは、日本においてIT人材育成、ネットワークセキュリティ、産業、行政、教育、医療などの分野でデジタライゼーションを支援する多くのプロジェクトを推進しており、その方向性はまさに我が国が目指すものです」

シスコのCDAチームは、各国のデジタル改革アジェンダを加速し、最先端のソリューションを共同開発し、市民に有益なサービスをより迅速かつ効果的に提供できるよう、世界40か国の国や州、地方自治体と協力しています。CDAは、政府、産業界、学界との緊密なパートナーシップのもと、さまざまな分野で900以上のプロジェクトを実施中または完了しています。

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