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JR京葉線沿線でデジタルサイネージを活用し、地元チーム、飲食店などの情報を発信

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区赤坂、代表執行役員社長:デイヴ・ウェスト、以下 シスコ)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が主催する「モビリティ変革コンソーシアム」のプロジェクトにおける社会実装第1号として、Cisco スマートサイネージなどを活用したサービス「駅からはじまるスポーツのまち」が、JR京葉線の海浜幕張駅、蘇我駅を拠点に、7月より本格利用開始されることを発表しました(Cisco スマートサイネージの設置は2020年3月31日に完了)。

「モビリティ変革コンソーシアム」は、JR東日本単独では解決が難しい社会課題や、次代の公共交通について、交通事業者と各業種の国内外企業、大学・研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーションによりモビリティ変革を実現する場として、2017年9月5日に設立されました。

シスコは、本コンソーシアムの「Smart City ワーキンググループ」の幹事企業として2017年度に参画、これまでに京都の嵐山などで観光客向けに多言語での情報発信を行うサイネージシステムを提供してきた知見を活かして実証実験をリードし、JR京葉線沿線のスポーツチームや駅周辺の飲食店の情報などを組み合わせ発信することで、スポーツファンらの来街/回遊を促す仕組みを整えました。

■「駅からはじまるスポーツのまち」社会実装の概要

千葉ロッテマリーンズなど京葉線沿線の6つのスポーツチームから成る「KEIYO TEAM 6」の試合情報や駅周辺の飲食店の情報、駅の混雑予測などを、海浜幕張駅、蘇我駅の構内、ZOZOマリンスタジアムに設置されたCiscoスマートサイネージに表示します。また、スマートフォンアプリにより個々のユーザ属性に応じた試合観戦や飲食のプランを提案することで、駅、街、スタジアムが一体となった「スポーツ門前町」として来街、回遊を促します。SNSに投稿された街やスタジアム周辺での写真などをCiscoスマートサイネージ上で閲覧することもできます。

新型コロナウイルスの感染防止のため、当面の間、各スポーツは無観客または観客数を制限しての試合が見込まれますが、「KEIYO TEAM 6」のチームや選手の最新情報、駅周辺の飲食店情報など、充実したコンテンツを提供し、双方向に楽しめるプラットフォームとしてCiscoスマートサイネージを活用していきます。

「スポーツ門前町」の世界観(将来像)

■今後の展望

「駅からはじまるスポーツのまち」を実装することにより、ユーザには「駅の混雑緩和」、「地域スポーツへの誘導」、「まち・スポーツの楽しさ享受」といったメリットが得られます。特に、駅の混雑緩和は、Ciscoスマートサイネージに混雑予測情報が掲載され、ユーザが混雑を避けて帰宅することを支援するだけではなく、通常であればイベント直後に集中的に混雑する駅の職員、施設係員の案内業務の負担を軽減する効果も期待されます。

今後は、スタジアムやイベント会場を抱える様々な地域で「駅からはじまるスポーツのまち」を展開していくことを目指します。

■Ciscoスマートサイネージについて

Ciscoスマートサイネージは、非日常的な娯楽体験を創出するためのアイデアをカタチにできるプラットフォームです。また災害などの非常時には、避難情報やインフラ情報などの提供にも活用可能なプラットフォームです。

JR海浜幕張駅構内

JR蘇我駅構内

関連リソース
シスコ スマートサイネージ

シスコ スマートシティ ソリューション導入事例(京都スマートシティ 京福電気鉄道株式会社)

JR東日本モビリティ変革コンソーシアム

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)