Avatar

概要

  • 新たなシスコデバイスで、オフィスの隅々までシームレスなコラボレーションを実現し、お客様にさらなる働き方の選択肢と柔軟性を提供
  • Cisco Board Pro G2 は、最適化されたカメラビューとAIによるコラボレーション機能により、ハイブリッド環境でのチームワークを強化
  • Cisco Desk Phone 9800 シリーズは、あらゆるデスクを個別ワークスペースに変身させることが可能

Cisco(NASDAQ: CSCO)は、Enterprise Connect において、今日のハイブリッド勤務の社員に最新のコラボレーション体験を提供する、特定目的向けの多機能な新デバイスを公開しました。AI とタッチパネルを搭載したコラボレーションデバイス Cisco Board Pro G2と、生産性を向上させる個別化された最新のハブをあらゆるデスクで実現する Cisco Desk Phone 9800 シリーズです。

調査によると、社員は出社に前向きになっている一方で、50%以上の企業や社員が有意義なコラボレーションを大規模に推進していくために必要なテクノロジーが職場に導入されていないと考えています。Cisco Board Pro G2 と Cisco Desk Phone 9800 シリーズは、組織が常時利用可能なハイブリッドモデルに移行し、シームレスなコラボレーションの実現のためにワークスペースを再構成できるように設計されたシスコの最新の革新的なソリューションです。

シスコのセキュリティ&コラボレーション部門担当エグゼクティブ バイス プレジデント兼ゼネラルマネージャーであるジーツ・パテル(Jeetu Patel)は次のように述べています。
「シスコはコラボレーションデバイスのポートフォリオを拡大し、個人のワークスペースから会議室まであらゆるサイズや構成の職場の隅々に最新の体験を提供します。最初からAI を組み込んだ音声およびビデオデバイスにより、ハイブリッド環境で働く社員の体験が変わり、確実な手応えを感じることができます。」

Cisco Board Pro G2

ハイブリッドワークの時代においては、Distance Zero(距離を感じさせない)の、リッチかつ引き込まれるようなコラボレーション体験のために必要なすべてが整備されたワークスペースが求められています。新たな Cisco Board Pro G2 は、チームコラボレーション機能を結集させ、ハドルスペース、会議室、教室といった様々な中小規模のワークスペース向けに設計された、AI 搭載の多機能なルームデバイスです。このオールインワンのタッチパネルの会議およびコラボレーションボードを利用することで、奥行きのある室内で会議に参加している場合、アイディア出しやプレゼンのためのデバイスを使用している場合、リモートで参加している場合など、あらゆるシーンで参加者全員に公平な体験を提供します。The Cisco Board Pro G2 のその他の機能は以下のとおりです。

  • 全員、全体が見える:Board Pro G2 は、96 メガピクセルのインテリジェントなデュアル レンズ カメラシステムを搭載した唯一のコラボレーションボードです。リモート参加者からは、室内の参加者がボードからの距離に関わらず確認でき、良好な視認性が提供されます。新たなAI バーチャルズーム機能では、高度な画像処理により、カメラが奥行きのある室内も画質を落とすことなく捉えます。また、Webex Meetings の新たなマルチストリームのレイアウトにより、室内全体と、話者のクローズアップを同時に表示します。
  • 高度な AI による機能:NVIDIAのチップセットとコンピューティングエンジンを搭載し、カメラビューの最適化や音声の向上に加え、デバイスの映像品質がよりクリアになり、パフォーマンスが向上し、ウェブアプリケーションの稼働容量が拡大します。
  • 柔軟なコラボレーション:このデバイスは、様々なコラボレーションのワークフローに活用できる柔軟性があり、シームレスなビデオ会議、インタラクティブな注釈、デジタルホワイトボード(Microsoft Teams Rooms 認定の Microsoft、Miro、Mural、Webex といったビジュアル コラボレーション アプリケーション)などが利用可能です。
  • 展開、拡張の簡素化:ビデオ会議システム利用に限定され、周辺機器の接続ができず外付けカメラが必要な他のソリューションと異なり、Board Pro G2 はオールインワン設計で、IT部門や施設管理部門による展開の標準化、より迅速な拡張を可能にします。安全なオペレーティングシステム RoomOS を搭載し、Cisco Rooms と Microsoft Teams Room を1つのデバイスでネイティブサポートしており、プラットフォームを柔軟に選択することができます。



Cisco Desk Phone 9800
シリーズ

現在のハイブリッドワーク、社員の柔軟な働き方やスケジュールに対応するため、職場は、各社員に仕切られたスペースが割り当てられた従来のレイアウトから、共有デスクスペースによるオープンな間取りに変化しています。Cisco Desk Phone 9800 シリーズは、このような新しい職場環境を念頭に、通話プラットフォームがオンプレミスでもクラウドでも動く柔軟性の高いシームレスで個別化されたコラボレーション体験を提供するよう設計されています。プレミアムオーディオやAIによるノイズ除去といったエンタープライズ通話機能を各デスクに提供するほか、次のような機能も提供します。

  • 各デスクで個別化された生産性を実現:9800シリーズは、あらかじめデスクを予約でき、デスクの場所がわかる経路案内が利用できるなど、エンドツーエンドの個別化された体験を提供します。社員は Cisco Spaces でデスクを予約したり、QRコードをスキャンしてチェックインしたり、契約や通話履歴を閲覧したり、カレンダーからシームレスに会議に参加するといった操作がボタンひとつで可能です。電話にはクイック アクセス アクション ボタンが搭載されており、ITサポートや緊急連絡など、各組織のニーズに応じてカスタマイズが可能です。
  • エンタープライズグレードのセキュリティ:エンタープライズ電話として業界で初めて安全な暗号化モジュールの Trusted Platform Module 2.0 を実装し、会議や通話の安全なログイン保護やエンドツーエンドの暗号化を実現します。
  • 簡素化されたシームレスなユーザ体験:20年以上にわたり1億台以上を出荷してきた実績を元に、従来のデザインを踏襲しつつ、スリムでモダンな要素を加えました。新たにリリースした PhoneOS ソフトウェアにより、デスクと RoomOS の会議スペースを体験の質を損なうことなくシームレスに行き来することが可能となります。
  • 管理性の簡素化:9800 シリーズによりIT 管理者や施設管理部門はデスク予約やエンタープライズ通話を単一のデバイスで管理できるようになります。これにより、複雑な展開や管理業務が簡素化され、よりつながった管理しやすいソリューションを合理的なコストで実現します。またゼロタッチプロビジョニングと向上したビジビリティを実現、ThousandEyes により容易に問題を特定し対処することができます。
  • 製品サステナビリティ:Cisco Desk Phone 9800 シリーズは、PCR(ポスト コンシューマ リサイクル)プラスチックを74%以上使用した、当社の最もサステナブルなエンタープライズ デスク電話です。また新たに低電力モードを搭載し、最適なエネルギー効率を実現するほか、エネルギー使用や二酸化炭素排出量を Control Hub で確認することができます。さらに、本シリーズのうち2製品は EnergyStar 認証を取得しており、他の製品についても今年中に認証を取得予定です。



Board Pro G2 と Cisco Desk Phone 9800 シリーズは Cisco Spaces と Control Hub に対応し、IT管理を簡素化し、ITや企業不動産の担当部門が情報に基づいた職場のテクノロジー投資の判断を行うためのインサイトを提供します。詳細と提供時期についてはこちらこちらをご覧ください。

**当資料は、2024年3月25日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
https://newsroom.cisco.com/c/r/newsroom/en/us/a/y2024/m03/cisco-announces-new-multifunctional-collaboration-devices-for-hybrid-work.html