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~Cisco Intersight搭載 Cisco UCS X シリーズを発売~

シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区赤坂、代表執行役員社長:中川 いち朗、以下 シスコ)は本日、クラウドへのリソース移行が増えるなか、お客様のデジタル トランスフォーメーションの加速化を支援する新たな施策を発表しました。今回発表の新製品、新機能、新サービスは、今秋以降、順次提供していく予定です。

現代のハイパーコネクテッドな分散型の世界は、これまで以上にクラウドに大きく依存しており、IT チームは、アクセスが必要な時に必要な場所で、常に最適なデジタル エクスペリエンスを提供するという難題に直面しています。その結果、企業は分散化が進むアプリケーション、ユーザ、技術スタッフの橋渡しをするために、スピード、インサイト、コントロールをベースとしたクラウド主導の運用モデルへの移行を進めています。

クラウドからより良い成果を引き出せるようにする

シスコは、継続性、インサイト、セキュリティ、接続性、運用という 5つの分野でお客様にコンピュート クラウド戦略を策定する支援に重点をおき、ビジネスのあらゆる側面にクラウドを組み込むべく、6年前から数十億ドルを投資してきました。

今日のハイブリッド クラウド環境においてシームレスなデジタル エクスペリエンスを提供できるよう、企業の接続、セキュリティ、自動化を支援するために、以下の最新のイノベーションを発表しました。

  • ハイブリッド クラウド オペレーション:
    • 新しい Cisco UCS X シリーズを発表:シスコの Unified Computing System™ (UCS) は世界中の 5万を超えるお客様のデータセンターで使用されています。Cisco Intersight と完全統合された Cisco UCS X シリーズは、クラウドからのオペレーションと複数のクラウドにまたがるオペレーションにハイブリッドに対応する、これまでに例を見ないシステムです。ラック システムとブレード システムの長所を融合し、革新的な UCS X-Fabric テクノロジーを採用することで、今日の多様なワークロードに対応し、プロセッサ、アクセラレータ、コンピューティング相互接続における次世代 10年の業界イノベーションをサポートする将来を見据えた設計となっています。
    • Intersight Cloud Orchestrator複雑なワークフローを簡素化するローコードの使いやすい自動化フレームワークを提供することから、IT Ops は容易にインフラストラクチャとワークロードをオーケストレートし、サービス配信を高速化できます。
    • Intersight Workload Engine最新のクラウド ネイティブ ワークロードのための強力なプラットフォーム。Intersight Workload Engine は、オープンソースの Kubernetes と、コンテナネイティブの仮想化を用いた Kernel ベースの仮想マシン(KVM)基盤をベースに構築されています。HyperFlex™ 向けのシスコのオペレーティング システムであり、一貫性のある SaaS 管理が特徴です。
    • Cisco Service Mesh ManagerIntersight Kubernetes Service の新たな拡張機能であり、オンプレミス、クラウドの両方の K8s クラスタにおいて、ポリシーベースのセキュリティとサービス トポロジの直観的なビジュアライゼーションにより、徹底したオブザーバビリティとシンプルな管理を提供します。
    • Cisco Cloud ACIAWS と Azure に加えて、2021年秋の一般提供に伴い、Google Cloud でもご利用いただけるようになります。 Cloud ACI® のポリシーと運用に関する共通モデルは、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境の管理に伴うコストと複雑さを大幅に軽減します。
  • オブザーバビリティとインサイト:
    • SD-WAN 向けの Cisco Catalyst® 8000 Edge シリーズ とデータセンター向けの Cisco Nexus® 9000 スイッチに ThousandEyes Internet and Cloud Intelligence を統合:キャンパス、ブランチ、データセンター、ユーザとアプリケーションを結ぶ WAN ネットワークのあらゆるポイントを監視することで、ネットワーク ヘルスとアプリケーション性能に関する有益なインサイトをお客様に提供します。
    • Nexus Dashboard Orchestrator複数のオンプレミス ACI サイト、AWS および Microsoft Azure のリージョン、そして本日の発表にあるように、2021年秋より Google Cloud において、共通ポリシーを設定・管理するための統一されたインターフェースとして機能します。
    • Intersight Cloud Orchestrator複雑なワークフローを作成し自動化するローコードの使いやすいフレームワークを提供することから、IT Ops は容易にインフラストラクチャとワークロードをオーケストレートし、サービス配信を高速化できます。
  • クラウド向けのカスタマー エクスペリエンス(CX)サービス
    • CX Business Critical Services for Cloudデジタル トランスフォーメーションの設計、導入、保護、最適化のために、アドバイザリ サービスに加えてノウハウを提供します。
    • CX Intersight Workload Optimizer Servicesクラウドにおけるアプリケーションのリソース消費を改善します。
    • CX Advanced Services for ThousandEyes and SD-WANクラウド ソリューションでの最適なアプリケーション エクスペリエンスを可能にし、熟練した設計と統合により、プロジェクトの複雑さを軽減しつつ、トランスフォーメーションを加速化します。
    • Custom Quick Start Solutionsエンドツーエンドの自動化と infrastructure-as-code (IaC) のためのエキスパート サービスを提供します。

コメント

シスコ、エンタープライズ ネットワーキング & クラウド、シニアバイスプレジデント 兼 ジェネラル・マネージャー、トッド・ナイチンゲール(Todd Nightingale)

「デジタル世界において成功の鍵を握るのがユーザ エクスペリエンスです。シスコでは、最良のアプリケーション エクスペリエンスを確実に届けられるようテクノロジー グループに権限を与えることに重点をおいています。真にクラウド スマートな企業になるのに必要なハイブリッドクラウド ソリューション、オブザーバビリティ(可観測性)、インサイト、自動化を実現できるのは、シスコを除いてほかにはありません」

楽天モバイル最高技術責任者、タレック・アミン(Tareq Amin)氏
「日本での楽天モバイルのクラウドネイティブ モバイル ネットワークのローンチにおいて、シスコは重要なパートナーとなっています。シスコの高性能な 100Gや400G Nexus インフラストラクチャ、ネットワーク自動化、オブザーバビリティを利用することで、日本国内のお客様だけでなく、Rakuten Communications Platform を通して、世界の通信、企業、パブリックセクターのお客様にも最高のモバイル接続体験を提供するという目標に向けて邁進しています」

関連リソース

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)

**当資料は、2021年6月2日に発表されたニュースリリースの抄訳です。
URL: https://newsroom.cisco.com/press-release-content?type=webcontent&articleId=2163766