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閉域ネットワーク接続を支える安全かつ効率的なサービスを構築

シスコシステムズ合同会社(本社: 東京都港区、代表執行役員社長: デイヴ・ウェスト、以下 シスコ)は本日、日本電気株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO: 新野 隆、以下 NEC)の提供する官公庁向けクラウド接続サービスに、Cisco SD-WANを導入したことを発表しました。

NECでは、官公庁や関連機関がアマゾン ウェブ サービス(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドを安全に利用できるようにする、マルチクラウドに対応した閉域網による接続サービスを2020年7月から提供開始しています。今回のCisco SD-WANによるサービスは、オンプレミス環境とパブリッククラウド環境を、閉域回線を使用して高可用に接続するものです。予め設計、構築済の環境を用意することで、利用者はセキュアでシンプル、かつ低コストでパブリッククラウドに接続することができ、その閉域ネットワーク接続サービスをCisco SD-WANで実現しています。

日本政府の提唱する「クラウド・バイ・デフォルト原則」により、各官公庁のシステムがパブリッククラウド サービスを利用する際に、現状では閉域網のネットワークとなっており、同サービスに直接接続できないという課題がありました。この度のCisco SD-WANの導入によって、クラウド化を検討する案件ごとに回線を調達することなくネットワークを集約、官公庁間を安全かつ効率的に接続することを目指しています。

NEC 第一官公ソリューション事業部 事業部長 塚原 崇弘 様からのコメント

「NECは、パブリッククラウド、オンプレミス等の異なる環境を組み合わせ、お客様の業務要件やシステム特性に最適なプラットフォームを統合的にコンサルテーションすることにより、柔軟なクラウド活用を実現します。今後もシスコとともに、サービスを拡充しデジタル社会をけん引してまいります」

関連リソース
Cisco SD-WAN
NEC、官公庁向けのクラウドサービスを提供開始

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテインメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。

シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。http://www.cisco.com/jp

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)