–グローバルデジタルプラットフォームのオブザーバビリティの実現へ-
概要
- 日立ハイテクは、Splunk AppDynamicsおよびSplunk Observability Cloudを用いた実証実験の実施にシスコと合意しました。
- この実証実験は、日立ハイテクのデジタルプラットフォームの一元的かつリアルタイムな監視を実現することを目的としています。
シスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:濱田 義之、以下 シスコ)は、株式会社日立ハイテク(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯泉 孝、以下 日立ハイテク)が、自社のデジタルプラットフォームを対象として、シスコの「Splunk AppDynamics (旧AppDynamics) 」および 「Splunk Observability Cloud 」と 「Splunk Cloud Platform」ソリューションを用いた実証実験について合意したことをお知らせします。
日立ハイテクとシスコが実施する本実証実験は、日立ハイテクのデジタルプラットフォームの健全性を一元的、かつリアルタイムにエンドツーエンドで把握することを目的にしています。この実証実験では、フルスタックでのオブザーバビリティを実現するシスコ製品、Splunk AppDynamicsおよびSplunk Observability Cloud と Splunk Cloud Platform を用いて、ステークホルダーの要求に応えるために必要なベストプラクティスを提供します。さらに、複雑化したマルチクラウド・ハイブリッド環境でも自由に設定可能なエージェント等を活用し、仮説検証を支援します。
SAP S/4HANA環境からインフラも含むデジタルプラットフォーム全体のレジリエンスとデジタルエクスペリエンスの向上に寄与するオブザーバビリティを実現します。
コメント
株式会社 日立ハイテク デジタル推進統括本部 クロスドメインプラットフォーム本部長 金成 裕司 氏
「日立ハイテクは、次の10年の成長戦略をサポートする基盤整備の一環として、当社のグローバルデジタルプラットフォーム全体をEnd to endに一元的、かつリアルタイムに知る、オブザーバビリティの実現を目指しています。実現にあたってはシスコ/Splunkが保有する「FSOのベストプラクティス」を活用することで、システム、ネットワーク障害の把握のみならず、ビジネスインパクトの指標化、アプリケーションのレスポンスやデータフローの可視化までを含めた、全てのステークホルダーにとって有効なオブザーバビリティダッシュボードを実現したいと考えています。今回の共同実証実験が、当社のデジタルプラットフォーム強化推進の更なる加速となることを期待します」
参考資料
・株式会社 日立ハイテク
・シスコがSplunkを買収
・Splunk AppDynamicsおよびSplunk Observability Cloudについて
・Splunk、企業全体の統合的な可視化とビジネスインサイトを強化